大阪城に梅見!のわこさんもご一緒する予定でしたが、残念ながら来れませんでした。
でも寒さのせいか去年よりも咲き揃ってなかったです。今日ぐらいは満開かなあ?
しかし大阪城の金色の虎?柄を見る度にどうしてこんな風にした!と思うんですが、まあ太閤さんの趣味ってことなんですかねえ。外国人には喜ばれるような方向なのかなと思うので、これはこれでいいんですが。
3月に入って今年三度目の袴です。そろそろ打ち止めでしょうか(笑)
アンティークっぽい長着に銘仙の羽織で大正ロマンっぽく。
半衿はポリのちりめんの端切れ、半幅は一番始めに買った浴衣についてたペラ帯。
梅見に来ていたおばちゃんたちとすれ違うと「銘仙が」「若い頃は」と漏れ聞こえてきました。
それだけ親しまれた素材なんでしょうね。
文明開化のころから昭和初期頃まで。お嬢様の普段着であり、庶民のお出かけ着であり。
まさにひとつの時代を作ったブランドなんだと思います。
脱いでみる。
写真だとあんまり判らないですけど、この着物、もの凄く袖の丸みがおおきくて、浴衣とかだと小さく、振袖とかだと大きく仕立てることを考えると、丸みの大きさって華やかさを表すのかなと思うんですが、だから多分おでかけ着だったんだろうなと想像出来ます。
何の花柄なんだか良く分からないですが(色々描かれてる)ビビッドな色使いに黒も使ってなかなかハイカラ(笑)な長着です。もうちょっと身丈があれば着やすいんですがねえ。
桔梗屋さんが裏も撮ってくれたので。髪飾りに桔梗屋さんがくれた飾りを、羽織紐はみなせっちが作ってくれた奴をしています。
銘仙が持つこの独特の艶は、見分けやすいですねえ。
この紗が掛かったような艶はちょっと色めいても見えます。
大正ロマンな頃の銘仙は時代に即して、もっと鮮やかで、もっと気合い入ってて、もっとバキバキだったんじゃないかと思うんですが、この、恐らく昭和の銘仙ははんなりした雰囲気です。どっちがいいという訳ではないですが、お花より目立ってはいけないので、まあこんなもんでいいんじゃないかと思いつつ、確実にこの日も私目立ってた・・・・・!(笑)
銘仙もですが、多分袴っていうのも大きいんだと思います。
大阪城に行くたびに写真撮られてる気がします。つか大阪城以外では撮られないですが、何故か大阪城では撮られます。アレなんなんだろうな(笑)
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