忍者ブログ
-H.S.A-memo
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

うち、マンションなんで、郵便ポストがエントランスにあるんですけど、正面ドアを開けてポストの方に行くと何故かエレベーターの扉が開くんですよ。誰もいないのに。

あれ?と思って振り向くんですけど、誰も乗ってないし誰も待ってないので、すぐドア閉まるんですよね。
しかも一回じゃないんですよ。何回も。何かいますかね?(笑)



さてここからは姫仲さん用にうそつき襦袢の紹介(笑)

 
こういうのが、うそつき(二部式)襦袢の代表です。着物から出る部分の衿・袖・裾だけが見えてもいいようになっていて、見えない身頃部分はサラシなんかで出来ています。安いのだと1400円くらいで買えます。
着物は、基本の基本は肌着を着て、長襦袢を着て、着物を着てとやるわけですが、面倒なので肌着と長襦袢が一体になって、これだけでいいようになっているわけです。
上下に分かれてるので、着るのにテクニックらしいものは一切いりません。でもだいたいSMLというサイズなので、最近のプレタ着物にはサイズが合ってもも、古着なんかは、それぞれのサイズに合わせて作ってるものばかりですから、裄なんかが合わなかったりする(笑)いくら見えてもいい生地とは言っても、サイズが違って、着物の袖より大きいお襦袢が出っ張ってたらちょっとブサイクです(笑)

気をつけるべきはポリエステルなので、安物はすごい静電気を巻き起こすことがあるってことかな(笑)


 

こういう、衿は着いてるけど、袖は着いてないのもある。これなんかは肌着に近いですね。
でも普段着着物には大変楽。このまま着たり、袖を自分で作ってつけてみたり。
これと肌着の下の裾よけ→ なんかでもアリと思います。浴衣下に近い感覚ですので、長襦袢のおしゃれを楽しむという領域に行けてない私は、全然これで出かけます。肌着に近いこれらは基本綿でできているので、足捌きが悪いといえば悪いけど、私はあんまり気にしません。


 

私はこういう「着物スリップ」に衿がかけられるタイプのものを愛用中。高いのが難点。

いかがでしょうかー。どれか一つでもあれば、丈は本当に裾のところを縫い上げてしまえば問題ナッシングですよー。


****************************************


ゆっくりと親指で頬をなでる。金色の睫毛が微かに濡れていることにアルフォンスは心を痛めたが、ここで引く訳にはいかなかった。
「王子でらっしゃるからこそ、ボクはあなたとこうしていることが出来る」
「そんな・・・」
「姫が実際に女でらしたら、きっとあなたはボクを選ばない」
「・・・っ」
「だから、よく判っていますよ。あなたが男でらっしゃることは」
「なんで・・・なんでそんな風に」
エドワードの目が潤む。それを隠すように、アルフォンスの手から逃れるように顔を背けるが、アルフォンスはそれを引き戻した。
「でもあなたには人に知られてはならない秘密があった。ボクはそれを隠すのに格好の相手だった。だからあなたはボクを選んだ」
エドワードはアルフォンスに捕まれたままそれを聞いていた。
「それがダメだって言うんじゃない。ボクはただ、自分の幸運を有難く思うだけだ。あなたがその秘密に苦しんでいることを知りながら」
彼が本当に【姫】ならば、きっと自分の立場を考えた筈だ。世継ぎを残すこと。それはアルフォンスが相手では到底出来ぬことだから。
エドワードは奔放な性格とはいえ、根がまじめな人間だ。例え初めは意に染まぬ結婚でも、相手が心の通った人間であればきっと良好な関係を築いていける。
その覚悟はしていたけれど、こうして傍近くにいることを許されてしまえば、実際になれば果たして我慢が効いただろうかと思わずにいられない。
「ボクはあなたが男だからこんな風に今ここで触れることが出来る。もちろんあなたがボクを選んでくれたからでもあるけれど」
ねえ、とアルフォンスは続けた。掴み続けた肩をそっと離す。
「あなたがボクだけのものでなくても、ボクはあなたのものだよ。あなたをとても好きだ」
男だろうと、女だろうと。
「あなたが笑えば可愛いと思うし、あなたが着飾ればキレイだと思う。民の前に立つあなたは凛々しくて素敵だし、ボクはいつだってあなたに見蕩れている。・・・そんなボクを、あなたは気持ち悪いと思う?」
「・・・」
エドワードの答えはなかった。ただアルフォンスを見ているだけだった。構わずにアルフォンスは続ける。
「さっき、あんなに透けた夜着を見て、ボクは驚いた。見ちゃいけないと思った。だって欲情するから」
「・・・」
「ボクも男だから。それぐらいは判ってもらえるかなと思ったんだけど」
似合うか似合わないかで言えば、すごく似合ってたよ。まあ姫に似合わない服なんてあるとは思えませんがと少しおどけて見せると、のうさつ。とエドワードが呟く。
「・・・何?」
「アレ。メイドたちが。アルフォンスを悩殺しろって」
「そういうこと。なら効果は十分だったね」
「・・・・・・・・・」
「嘘じゃないよ」
自失気味に話していたエドワードが、今度こそ真っ赤になった。

PR
この記事にコメントする
HN
Title
Mail
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
感謝です
うそつき襦袢の紹介、ありがとうございます!
画像から見に行ったお店も、すごい安いし、詳しくて勉強になりました。いつも、色々教えていただいて感謝です。

家にあるのはやっぱりうそつき襦袢でした。裾よけはちょっと長いけどお腹で折ればなんとかなりそうです。ダメなら裾をあげますね(笑)。
ただ、水色の鹿の子模様なので、制服の着物と合うかどうか・・・。
会社の人に、それでもいいか聞いてみます。
キュプラの裾よけも発見。これも丈が長いのですが、なんとか使えそうです。

長襦袢は、絹だったのでもったいないし、仕事には使えなさそうですが、上の二つでなんとかします。

でも、礼様おすすめのスリップ型は、着易そうでいいですね。
朝、着替えるのに時間かかりそうだし、手間がかからないのがいいなあ。高いけど。

制服の着物は、簡易帯付きなので、見た目は普通の着物でした。
帯は巻くだけなんですかね?


話変わって、へたれアルフォンスさんたら、今日はへたれじゃないですよ!!みなせ様も言ってましたが、すごい無意識口説き魔です・・・。
ある意味、最強の無意識バカップルですよね。知ってたけど・・・(^^;

続き楽しみにしてます(ニコ)
(長くてすみません)

姫仲 2007/03/09(Fri)00:15:52 編集
Re:感謝です
お役に立ってよかったです!安いですか?確かに一番上の店とか、着物も結構安いんですよね。でも探せばもっと安いのも多分ありますよ(笑)

絹物は、自分で買ったものならともかく、お家の方のものだと、さすがに自分で洗濯するのは気が引けますしね(洗うのか)
それに裾よけはそもそも少し折り下げて着るものですし、それでいけそうならそうされるといいと思います。

水色の鹿の子なら、割と何にでも合うのではないでしょうか。本当に袖口や振りからちらりちらりと見える程度ですし。
キュプラは化繊でも高い方のお襦袢によく使われてます。静電気おきにくいんじゃないでしょうか!掘り出し物を見つけましたね(笑)

スリップ型の、そうでしょう!楽そうでしょう!楽なんですよ!ペラいですけどね!(笑)
私は袖が40cm強のものから65cmだったり、身幅も様々な着物を持っているので、筒袖(ふりの無い袖のこと)に自作袖をつける(もしくはつけない)方が断然着まわしがきくのです。でも自分で縫い付けて一体型にしてもいけんじゃないかとか見る度思います(笑)

でも手間は然程変りませんよ。本当にセーターとスカートを履くか、ワンピースを着るか程度の差です。

帯は、恐らく作り帯なのでしょう。着物と同じで二部式になっているのでは?もしかしたらもっと簡単なのの可能性もありますけど、普通は胴に巻く部分と飾り部分(お太鼓や文庫)に分かれてて、胴を巻いて飾りを差し込むという形のものなのじゃないでしょうか。浴衣とかに良くあるタイプ。

お太鼓の作り帯で見た目完全に普通の着物ということでしたら、衿芯を用意されると衿の形がきれいに出ますよ。襦袢のかけ衿に入れるんですけど。絶対お家にあると思うので(笑)聞いて見てください。買っても100円かそこらですけども。


アルフォンスさんはへたれですけど決めるときは決めるんですよ!でもへたれですけど(ニコ)
多分あとちょっとなので、頑張りますー!
【2007/03/09 02:36】
忍者ブログ [PR]


Designed by A.com
calendar
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
new comment
new !
(01/27)
(01/22)
(01/19)
(01/17)
(01/14)
ブログ内検索
archive
兄さんとの絆だよ!
weather

-天気予報コム-
携帯からも見れる