みなせっちの日記を見て、そうだ!道後温泉本館の体重計が変だったんだよきっと!とうっかり信じて自分家の体重計に乗り、二キロ+はならずとも、一キロ+は事実だった礼が送る、松山紀行いい日旅立ち編。(長いです)
今回の旅行はそもそも何がきっかけだったのか、それすら覚えていないほど前から実は始まっていました。
多分みなせっちがインテ前泊でうちに泊まった時の、次はこっちに来てね!的なところから?
・・・・・・・・たぶん(え)
その後五月の段階では、とにかく行くことだけは決まっていたのですが、具体的な予定がたったのはだいたい9月ぐらいでしょうか。ほら、お互いの原稿とかの関係で(え)
元々一泊のつもりだったのが、「え?二泊すればいいのに」とみなせっちが言ったから、とりあえずじゃあ二泊?
道後の旅館とかでもいいけど、別に安いビジネスホテルでいいよねーと言ってたら、みなせっちが家に泊まればいいのにと言ったから、じゃあそうさせてもらう?
そんな感じで、行く日とか、どこに行くかとかをものすごく大雑把に決めたけど、肝心なことは全く決まらなかった三人のチャット。
みなせっちも書いてたけど、決まったことと言えば、日程と、一日目温泉、二日目ケーキ、三日目城ってことと、バスで行くというとこくらいでした。
足は船にするかバスにするか迷った挙句、日に何本も出ているJRバスに決定。船は夜に出て朝に着くパターンで、時間はいっぱいいっぱい取れるけど、仕事が・・・・ということもあって、とりあえずバスにしました。
バス取るのも実は結構必死で、何せ三連休ですから、ネットではあっという間に埋まってしまい、帰りの便は横一列では取れず、縦にならんで席を取った位でした。でもまあ思ってるのが無事に取れたので、やっとちゃんと予定が動き出した感じでした。
そして当日。
取ったバスは朝大阪を出て、お昼過ぎに着く奴で、大阪駅を8時に出発です。まともにいけば7時に家を出ても間に合うんですが、そこは何が起こっていつ止まるかわからないJR線(一ヶ月に1,2回しか利用しないのに、よく事故やら何やらで約束の時間に間に合わなくなる)。早く出るに越したことは無いと6時起きして、用意出来次第出ることにしました。
のわこさんへのモーニングメールも約束していたので、さっくり起きて(二度寝厳禁)とりあえずメール。その後バタバタと用意をして、コーヒーを入れたけど、のわこさんから返信が来ない!
とりあえず再度メールをして、コーヒー飲みながら適当に化粧して、飲み終わったけどメールが来ないのでさらにもう一回メールしたら、ようやく返信が。安心して出る準備をしていたところでみなせっちからのメールがきました。万一二度寝した時の為に、同じように6時半にメールを頼んでいたのですよ。
返信を打って、上着を着て鞄を持って、さあ出かけよう~と駅までの道を歩いていたら・・・・・・・・・・・・・あっ携帯忘れた!!!
・・・・・・・・いえ、あの私の部屋ってものすごく電波状況が悪くて、決まった位置じゃないと送信できないのですよ。で、みなせっちに返信を打ったそのままのとこに置き忘れてしまったのですね。
ブーツ履いてるし、左足だけ大きいのか、いつも左だけ脱ぐのに苦労するので、蹴躓きそうになりながら部屋に戻ります。
慌てて戻って携帯取り上げたら、しかも送信出来てねえ!(ほんとに電波状況悪いんです 笑)
あわあわと打ち直すと、みなせっちから、「返事が来ないから電話しようと思った」って・・・・。
す、すんませんなあ。あわてんぼうで・・・・・・・。
ということで初っ端から不穏な空気をかもしつつ、JRバス乗り場へ。
JRバス(三列)は10年ぶりくらいじゃなかろうか!ずいぶん変わった乗り場でふきっさらしのままのわこさんを待ってあたりを眺めてると、やっぱり三連休だからかたくさんの人が続々と色んなところへ行くバスに乗っていってました。
のわこさんも無事集合してしばらくで、バスが乗り場に。私は携帯からでもログインしてチケットを出せるので、念の為印刷してたチケットはのわこさんに持っててもらったのですが、決済したクレジットカードも一緒に確認されるようで、何のためにチケット渡したのか判らなくなってしまいました・・・・・・(´-ω-`)
バスに乗り込むと、席の合間にトイレ&ご自由にお取り下さいと書かれた謎のボックスがあります。
覗き込むと中にはコーヒーとお茶の紙パック。
すげえですねJRバスはお茶付きですか!
「取っていいの?勝手に取っていいの?」と言いながら早速コーヒーを頂きます。(遠慮一切無し)
席も、よく乗ってる四列シートとは全く違う余裕の広さ!
足元が上がる、足先が下がる!(意味不明)これなら浮腫み知らず!などと思いながら、のわこさんとアレコレ喋っていても、何故か全然三ノ宮に着きません。
この松山行きのバスは、大阪と三ノ宮で人を拾っていくのですが、何やら渋滞に巻き込まれてる模様。
着かないねと言う内にどうも一車線を潰して工事をしているような感じ。結局三ノ宮についたのは50分遅れでした。三ノ宮から乗る人たちは災難だったなあ。
その後、事故で遅れるというようなアナウンスが流れて、ええーと思いながらみなせっちにメール。
夜行でも多少の経験はありますが、ほぼ遅れるということは無いので、昼行バスは渋滞とかも考えられるし、結構頻繁に遅れたりするんでしょうか。
やきもきしてましたが、バスは大変スムーズに進んでいます。ええ、とってもスムーズに走っています。
「何か橋渡ってるよ」「これは明石海峡大橋じゃないのかな」「淡路って書いてるよ」「えっ淡路島側から行くの?」「しまなみ街道から行くと思ってた」などと言いながらも、とってもスムーズに。
っていうか、さっきの工事は工事じゃなくて事故だったんじゃないの、という恐れと共にバスはとっても快調に徳島県に突入。海の向こうに見える島々に、頭の中ではいい日旅立ちがBGMに鳴り響きます。
「何で徳島?」と「香川はどこに?」くらいに、さっぱり自分の位置を確認できない状況の中、桔梗屋さんからメールが入ったりして、返している時に、そういえば私の携帯で位置情報が確認できるんじゃと思い出しました。
この位置情報は結構曖昧なものなんですが、バスも遅れてる今は少しでも情報が欲しい。
するとやはり徳島は間違い無い模様。みなせっちに出ている位置を伝えたりしていると、案外早めに最初の停留所に。
30分遅れということで期待したものの、結局松山市内で路面電車と普通の車に翻弄(笑)される形で、40分遅れくらいの到着と相成りました。
松山の人に失礼ながら、すごく都会だ!開けている!という印象でした。個人的には難波くらいな感じ。車は多いしチン電もめっちゃ走ってます。ホテルもたくさん一六タルトの店もたくさん(笑)
大阪にもチン電があるんですけど、そのイメージだったので、あんなに大量に縦横無尽に走ってると思わなくてびっくりしました。
路面電車は昭和な感じのものが多いんですが、モノレールみたいな形の新しいのも走ってます。
そのモノレールみたいなのの側面に「生きるのが下手だっていいじゃない」みたいな謎のメッセージが書かれていて、「(゚Д゚≡゚Д゚)何の広告ー!?」と私的に大騒ぎ(笑)
引き続き「昨日より今日の私にVサイン」みたいなのも見て、大受け。どちらも下に一六タルトの広告があったので、一六タルトが出してる標語みたいなもんかと思ったら、何か松山市内には市電だけじゃなくてあちこちに標語があふれてるんですよ。どうも市か県で一押しみたいですね。
この日は探しても、このふたつの言葉が書かれた市電しか見ませんでしたが、三日目は色々見ました。「ピカソはピカソ、私は私」みたいのとか。何であえてピカソよー∵(´ε `)
そんな感じで、松山市に圧倒されつつみなせっちと合流。会った傍から「どうしますか?」「どうしますか?」と早速予定が立ってない状態を披露(笑)
でも三日目雨だし、雨で松山城は辛いんじゃないか、入れ替えようかと一日目に城に行くことに。別に一日目温泉ってのも何のこだわりもなく適当に決めたことなので、じゃあそれで!みたいなので行動開始。
市電のフリー切符があることを聞いていたのですが、詳しいことはよく判らなかったので、聞いてみたらなんと300円。安いΣ(´д`ノ)ノ 初乗り幾らなんだソレと言いながら購入して、早速向かうことに。
結局乗車一回につき150円という電車なので行って帰れば元が取れるんですね。
しかもこのフリー切符は、月日のところが銀色の削るアレ(アレって)になっており、利用日を削ることで使えるというものでした。つまり事前に買っておいて、自分で使いたい日に削って使えるってことなんだなと。便利ですよねー。
大街道駅(オオカイドウと読むらしい。発音もマスターした!(笑))で降りてそこから延びる道はずいぶんキレイになったそうです。
途中にある女学校の写真を撮ったり、和雑貨の店なんかに寄りながら歩いていたら、結構な時間に。ロープウェイは5時までらしいので、休憩より城優先で早速リフトへ。
両方乗れるんですが、私たっての希望によりリフトで山を登ります。松山城は山の上にあるんですよー。建てるの大変だったでしょうねえ。
下から見上げるとこれくらい。三日目に撮った写真なので、判りにくいですけど。
初日はいい天気だったので人出も多かったです。
いよかんソフトなるものをのわこさんと半分こしましたが、とってもハイチュウ的な味がしました。
城の中は聞いてた通りの急階段で、なんちゃってお城っていうか城型博物館でしかない大阪城とは違いますよ!
しかも鎧が着られるらしい。どこをどう間違ったのか、降りてきてる時にきゃっきゃ鎧を着ている女子高生(多分)を見かけました。
のわこさんは城好きのせいか単に旅行中だからか、テンション上がりまくりで、松子ブームを巻き起こすわ、そこら中に躓くわ(笑)
三人で城を降りる辺りでみなせっちも躓いたので、後は私が躓けば完璧だよね~・・・・・・・・「・・・・って、聞いてねえ!」
「わはははははは。看板に夢中ですよ」
「え、え?なんですか?」
などと、コントめいたことまで披露しつつ、観光協会の人と思われるマドンナ&坊ちゃんコスのマドンナの靴がごっつ長靴みたいやねんけどと、注目しながら降りてまいりました。
長いので続く。
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