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オカンに連れられて某英国首相の映画を見に行きました。オカンがスポンサーなので、オカンの見たいもの最優先です(笑)
鉄の女と呼ばれてることや英国初の女性首相だというくらいの予備知識しか無かったんですけども、首相だったのは90年までだったんですねー。しかし英国首相の名前というと彼女ぐらいしか知らないので(ブレアさん?と思いついたので調べたらあった!合ってた!笑 というレベル)、その存在感の大きさっていうのは、凄いもんだなあと思います。まー激動の時代だったっていうこともあるでしょうけどねー。 全体的な感想としては、ちょっと映画を見てる間考えることが多すぎて、映画を見てる感じじゃなかったってことでしょうか(笑) 鉄の女の中身のやらかいところを、鉄部分(笑)と抱き合わせで、つまり彼女の半生を公私に渡って早足で描くという内容なのですが、彼女の政治理論だったり姿勢だったりみたいなところに思うところがいろいろあって、さっぱり物語としての楽しみ方が出来なかったです。作品がどうこうというより、完全に見てる私側の問題ですね(笑) 自伝ではないのだし、フィクションとして楽しむべきなんでしょうから、彼女の政治家評をするつもりはありません。 ただ、映画の中のひとりの女性が国を思って政治家の道を志し、完全に男性の世界だったそこにたったひとり切り込んでいく。助けを得て鉄の女と呼ばれる程、持論を貫き、無私を貫く様を見て、こういう政治家ばっかりだったらなあと思わずにはいられなかったです。 彼女の評価は分かれる所だと思うし、それで当然だと思うし、それらが、偶然が偶然を呼んだ結果だったところもあるだろうなと思います。政治なんて水物というか時の運もあるでしょうからね。 だからこそ信念とか、理想とかが必要だと思う訳で。あと何より信頼ですね。双方向に信頼関係が無いと、成り立たない。 民衆が皆満足するというのは有り得ないのにご機嫌取りの政策に走って、そのことで民衆側の信頼を失う。それに焦って益々その場しのぎのことを言う。民衆の方も国に全部丸投げして文句ばっかりみたいなスパイラルに陥っている現状を見ると、家庭にとっていい妻、いい母でなくとも、国にとっていい妻、いい母であろうとして、時に厳しいことも言う彼女は、本来の政治家としては当然だし、そうあって欲しいと思うんですよね。 何故って、国を動かす以上一定数の人間を切り捨てないといけないことは絶対あるから。 全部すくい上げられればそれが理想だし、絶対無理と思ってもそこを目指すべきだとは思うんですが、100を目指してようやく80を助けられるとか、そういうものだと思うんです。80を目指したら50とかになっちゃうと思うので、100は目指すべきなんだけど、そこからこぼれ落ちることってどうしてもあると思う。 そういうことをしようとおもう人は、本当は自分の幸せっていうのは考えないというか、国に身を捧げられるような人だけだろうなと思うので。そういう意味で言うと私自身は切り捨てられる覚悟はしてるんですよね。 映画の中で、最近は「感じる」ばっかり!どう「考える」かが重要なのに。っていうような言葉があって、ほんとだなと思いました。 感じるなんてのは心があれば何かと思うところがあって、まあ何も感じないっていう話もあるでしょうが、それも心を動かされないということを感じてるんだと思うんです。考えるっていうのは、そこから一歩踏み込んで、感じたり感じなかったりしたことを、だからどうなのかっていうことですよね。 彼女は鉄の女と呼ばれて、強硬な手段にも出たし、多くの人を助けたり一方で苦しめたりしたんだろうと思います。でもそのことに感じ入らない訳じゃない。感情がどうあろうと、彼女は考えて、正しいと思い定めた道を選んできた。 その姿を、他人の評価はどうあれ私は政治家として素晴らしいものだと思う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・というようなことを、映画をやってる間ごちゃごちゃ考えてたせいでですね(笑)お話として、とか映画としてとかそういうところにまったく目が向かなかったと!(笑) えーと、とりあえず、映画の中の英語は割と聞き取りやすい感じだったと思います。クイーンズイングリッシュって聞き取りやすいって言いますが、こういうことなのかなと思いました。いえ、私は英語全然出来ないです。もう中一英語も怪しいレベルです。単語単語が聞き取りやすいという意味です。 ところで銀の匙がなんかの賞取ったって出てましたねー。うしせんせいおめでとー。 PR この記事にコメントする
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