先日、桔梗屋さんとお会いした時の着物です。
自粛なんてすべきでない!と思いつつも、何を着るかは結構悩みました。
だって、着物って凄くハレの・・・というかお祝い着のイメージが強いでしょ。当然違うんですけどね。
ちなみに私はハレは「非日常」、ケは「日常」と解釈する派です。結婚式もお葬式もハレ。
昔はお葬式も白い着物着てたんですよー。お葬式=黒はかなり現代のイメージ。
話がそれた(笑)
まあそんなこんなでテーマは「日本」にしました。
頑張れ日本の意味を込めて日の丸コーデ(笑)
長着は火の玉お召と呼んでいます。日の出や、明りのイメージが出るかなと思って。
ご覧の通り、半衿も日の丸カラーです。結構無理矢理なんですけど(笑)
赤の帯揚と、白の端切れを出してきて安全ピンで繋ぐという力業。だって縫うのが面倒ブフッ∵(´ε(○=(゚∀゚ )
帯はサクラサクの願いを込めて桜の柄。
こないだ叔母に貰った、私の曾祖母が作ってくれたものです。
単に締めたかったとか、そういうことももちろんある訳ですけど(笑)
願いはいっぱい込めました。
頭の簪はみなせっちに初期にもらったものです。これも赤。
帯アップー。前帯桜でしょ?
帯締めも白と赤に染め分けられてるのを選びました。
帯揚はダイソーてぬぐい。てぬぐいを帯揚にすると長さが足りなくてぎりぎり(笑)
でも白地に赤の豆絞りは日の丸にも見えるかなと。
こちらのみなせっちの飾りには花を咲かせてみました。
あまり派手にはならないように気をつけたんですが、この雨コートで、その辺の気遣いは一切無視された格好になりました(この日は午前中雪だったんです 笑)
柄は可愛いのだけど、上から下まであるので、どうしてももっさり感が否めないんですよね。
何か工夫できないか考え中。
足元もこだわって赤!お花!です。
日本では言葉遊びや見立ても多いので、着物も本当は何でもありだと思っています。
まあ見立ての妙を体現するのはほど遠い感じですけども(所詮こじつけ 笑)
自分の中でこれという思いや願いを込める。
そんな祈りも、それを表現する想像・創造力や、発想の転換も、全部凄く大事だと思います。
心を豊かにしないと、何も生まれないと思う。
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