先日友人と会ったときの着物です。ローレライから一日置いてすぐ別の着物を着るアホ。
柄は紅型かな?紅型(びんがた)って沖縄の型染めのこと。着物としては代表的な柄行かと。本物なら手間のかかる高価な着物ですが、これは触った感じポリエステルですね。
本当はちょっと前に恭穂さんたちと行ったお好み焼きの時に着ようかと思ったんですが、オカンに聞くと、うちのオカンが結婚する時におばあちゃん(私にとっては曾祖母ちゃん)が作ってくれたものだそうで、どう触ってもポリだとは思うけど、さすがにそんないわく付きのもんはお好み焼き食うのに着ていけねえ!(笑)と思って温存しておりました。
紅型は南で生まれたらしい鮮やかさが特徴ですが、こうして見ると改めて派手です(笑)
うちのオカンは19歳で結婚したので、派手でも良かったんでしょう(笑)袖もプレタの基本49cmよりちょっぴり長いです。若さの象徴ですね!(爽やかに)
帯はこんな感じ。帯揚が出てきてるよ(笑)ちょっと牡丹っぽい??柄の染め帯。これもオカンのです。染め帯は格としては織りの帯より下ですが、柔らかい感じがするのでとても好きです。
柄出しの心配をせず結べるので楽チン。左にこっそり見えている赤白チェックのは、お襦袢の付け袖です。袖が長いのでつけ袖をつけられる下着にしたのですが、横着して着物の幅を縫わなかったらごっつい出てきて焦りました(笑)
帯周りのアップが上手く撮れなかったのでこれで。
まるぐけの帯締めとみなせっちに貰ったかんざしを帯飾りにしただけで割とシンプルな感じにしました。着物がうるさいので、全然派手ですけど(笑)
半衿はターコイズブルー。実は薔薇着物に合わせようと思って買ったカットクロスだったんですが、あわせてみるとあんまりだったのでこっちで登場(笑)
ターコイズブルーは帯揚でも欲しい色です。
この薄いオレンジの帯揚は結構何にでも合うのですぐ使ってしまうのですが。
帰りに電車に乗ってたら、見知らぬオバちゃんから声をかけられてしまいました。
いい着物ねえ、高かったと思うわよってでもポリなんだけどね!(良くないとは思わないが、あんまり気づかないもんなんだなと再確認)と思いながら着物の良さについて数駅分の距離を語り合ってしまいました。
そんで最寄駅に降りたら今度は仕事帰りのオカンが同じ電車だったみたいで声をかけられてびっくりしました(笑)
>のわこさん
牡丹の季節が気になって調べてみたら、初夏のころに花を咲かせるのだそうですよ!すっごい冬に咲く花だと思ってたんですが、そちらはそちらで「冬牡丹」というのがあるみたいですね。本来は春に咲く牡丹をわざわざ管理して咲かせているのだとか。
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