公会堂でやってたきものいちへ、のわこさんと行ってきました。桔梗屋さんは予定が合わずでざんねん。
ちょっと前にセンタービルの古着屋さんで買った羽織が着たかったのと、中之島っていうレトロモダンな場所柄から、この日はモダンを目指してみました。
羽織はこう見ると真っ黒ですが、(そして実際真っ黒なのですが)、一つ紋が背にありますが、全体が菊紋(?)の膨れ織りが浮き出していて、ちょっとポップな感じなのです。
実際の使用用途としては、礼装なのでしょう。
最近はそうなさる方の方が少ないように思いますが、黒の紋付の羽織で格を上げて礼装にする、という着方があるんです。
昔々羽織は女の人は着ないものとされていたし、その流れからか、今も羽織はコート類に比べてカジュアルな格です。その代わり部屋で着ていてもいいとか。
着るものの常識など移り変わっていくものですが、その中で黒の紋付ならば礼装にってなったのは、男性の黒紋付が第一礼装だからでしょうか。
話が逸れました。私は当然そういう着方をすることは無いと思いますし、礼装にするには白抜きの紋が白というよりベージュになっていたので(笑)
このように、モチーフを直接アップリケしてみました。
膨れ織りが見えませんが、このモチーフの感じに似ています。もう少し花びらの数か多くて、全体にびっしり入ってます。
紋の上から縫い付けてみたら案外可愛かったので、袖口と裾にもひとつずつつけてみましたが、どうせならもっと数をつけても良かったかも。
しかしつける位置のバランスが難しい気がするのですよねー。
まあまた次の冬に向けて考えときます。
黒羽織でどうしても全体の印象が重くなるので、踵の高めの草履を選びました。緑がかった金色の台に、黒のベロア地に玉虫色の水玉という何となく虫っぽい気持ち悪い感じの虫草履です。
柄足袋は白地に紺色の小花柄。上から下まで目が痛い感じ(笑)
裏。のわこさんが頭も入れてくれたので、髪飾り付き。
モダンっつっても全部黒白ってしちゃうと、背の低い私にはどうしても重くなっちゃうので、帯回りは華やかにしました。
凄く短くて一重太鼓もギリっていうか無理!ぐらいの帯なのですが、柄が可愛くて気に入っているのです。春らしい色合い。
帯アップは、これしかまともなピントじゃなかったので(苦笑)
帯揚げは赤の縮緬に、ショッピンの半衿をリボン飾りに仕立ててなんちゃってリボン結びに見えるようにしています。
帯締めは、何せ帯が短くて頼りないので、普通の帯締めでしっかり結べる奴を選びました。たれも短いので、下手するとたれが落ちてきちゃうんだぜ!(笑)
飾りはみなせっちに一番最近もらった春っぽいやつ。キラキラ。
羽織紐もみなせっちに一番初めにもらった、ピンクや白の春らしいやつを選びました。
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