夕方から同人がテレビに映った上に、中身もパラパラめくられるなんて、やりにくい世の中になったもんだぜ・・・・・orz
確定申告の季節だからね!判る!判るよやりたいのは!でもスタジオに本用意するなー!(笑)
だいたい確定申告いるような人なんてほとんどいねえよ・・・・そこまでやるならそこまで言って下さい(そら知らんのでしょうが)。ほとんどの人にはあくまで趣味なんだから。著作権違反だってわかってるよだからコソコソ仲間内だけで普通の人の迷惑にならないように、バレないようにやってるんじゃないかー!(笑)
前々から夜中にこの世界の特集組まれたりなんてことはありましたが、昨今のヲタクブームはもう本当に居心地悪いです・・・。色々法律関係で問題になりながら、成立まで行かなかったものが、また話題になって今度こそ可決されたりしたらどうしようなんてちょっと思ってみたり。
世の中のことは何でもそうですが、規制をかけたり縛りをかけたりして、それで良しとすることは怖いことだと思いますし、よくないことだと思います。
ルールを作るなというのではなく。
ルールは必要なものだと思いますし、色んな考え方の人がたくさん住んでひとつの国を作っているのですから、無ければ困ると思います。
ただどんなものも、諸刃の剣というか、ある側面では良くて、ある側面では悪いというものを持っているものだと思うのです。だからそれを使う「人」の方に問題があるのであって、モノや事象自体に罪は無いと思うのです。
たまに外国でファーストフード店に訴訟を起こして、ファーストフードがあるから太りすぎたのだなんて言う人のことをテレビで見ますが、呆れてしまいませんか?責任転嫁するにも程がありますよ(笑)
マナーなり、良心なり、あるいは誇りなりがあって、規制や禁止などせずとも立ち行いてこそ、「人の世」だと思うので、規制だけして安心してしまうのは、何の解決にもなってないと思うのです。
もちろん全部が全部そうストイックに生きられないことは判りますけど(人間だっていいとこも悪いとこも持ってるものですし)、自分の好きな世界を守るためにそうすることは可能ですよね?
えらそうなこと言って、私も全然まだまだなんですけど、やっぱりちゃんと「自分で線を引く」ってのが出来る人間になりたいですね。
何か話逸れましたが、私は同人という媒体がすきだし、続けたいと思っているので、規制されたりしないように出来るだけの事はしたいですし、これを見てる方にもしてもらえればなと思います。
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「開けて」
鍵の落とされる音がしたので、閉まっているらしいことはわかった。
「開けて、兄さん」
服と口にした途端、エドワードの頬が赤く染まった。その直後の。
「あなたは何も悪くない。あなたが謝ることも逃げることも無いんだよ」
傷ついた、顔。
傷つけたのだと判った。アルフォンスがうろたえている内に。
いや、うろたえていたから?
抱きしめた体はその薄い布越しにひどく熱くて、触れていることが恐ろしいほどだった。アルフォンスの不埒な視線から隠すように、金色の髪が腰まで流れていた。
大人しく腕の中に納まってアルフォンスには与り知らぬことを考えている。ときどきゆっくりと瞬きをする、その伏し目が美しくて胸が痛かった。
嘘をつきたくない、つかれたくないとそう言ったエドワードの言葉は真摯で、それに答えたいと思った。アルフォンスの言葉は嘘ではなくても、エドワードがそれを不安に思うのなら取り除きたいと。
だが。
あの。
「ちゃんと言うから。お願いだから顔を見て話をさせて」
扉に向かって話しかけていると、小さく。
「ごめん、アル」
お前は悪くないよと、まるでさっきのアルフォンスの言葉を繰り返すように声が返ってきた。
「オレが、今はお前の顔を見られないんだ」
「姫」
返事をしてくれることにほっとしたものの、何やら双方の認識に大きな差異があることを見て取って、アルフォンスは言い差した。
その途端くしゃみが返って来た。
「・・・・っそんなところじゃ風邪を・・・風邪をお召しになります!開けてください姫!」
思わず厳しい声になった。
「平気だ」
「そんな訳無いでしょう!そんな格・・・」
(格・・好・・・じゃ)
色々思い出しそうになるのをぐっと堪えながら、アルフォンスはドアノブに手をかけた。
「開けて下さらないなら、このドア、叩き壊しますよ」
「壊すって・・・」
「ボクは本気だから」
アルフォンスはドアノブを握り締めながら思いの丈を伝える。
「姫に合わせる顔が無いのは私の方です。それでも私の何かが姫を傷つけたなら、お顔を見てお詫びしたい」
開けてください。そう再度要請をして、アルフォンスは数瞬を待った。
「判った。どっかにガウン置いてあるだろ。取って来い」
「はい!」
エドワードの言葉にアルフォンスはエドワードのガウンに向けて突進した。寝室のサイドテーブルに畳まれておいてあったガウンを手に戻ると、ドアを開けたエドワードが、ピンク色の夜着を手にゆっくりと振り向いた。裸で。
姫の羞恥心はどこへ。とアルフォンスはもはやどこか冷静な気持ちで考えた。
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