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-H.S.A-memo
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先日へちまを買ってしまったことを書いたら、桔梗屋さんから是非制作工程を!とリクエスト頂いたので、写真撮りながら作ってみました。

結局前と出来的には変わらないんですけど・・・・orz

あと、あんまり写真に撮った意味ないんですけど(笑)

主に桔梗屋さん向け ヘチマたわしDE帯板 ヘチマグロ解体ショー始まり~。

h01.JPG今回の主役は庶民の味方100均で買ったヘチマたわしさん。
こんなものまでちうごく製。そのせいだか何だか知らないが、謎の種みたいなものが三粒も出て来た。
これが噂のチャ○ナクオリティ?(違)
長さは13cm強ぐらいです。この縦サイズって半幅帯15cmにぴったりだなあと思いますが、背の高い人はもうちょっとサイズあってもいいよね。
へちまのサイズは個体差があるので、さし持って探すがいいよ!

h03.JPGタグを見ると便利らしいが、全然要らないので、紐はカットして下さい。
んで、水にどぼーん。浮きます。ちょっとの間もみもみしてるとだんだん柔らかくなってきます。
一回ぐらいは体を洗うのに使ってやってもいいかもしれません。でも最初は痛いと思う。兄さんの柔肌向きではありませんが、鎧洗いには案外良さげな気がする。

使い込めば使い込むほどやらかくなるんだって。補正に使いたい人は、使い込んでから仕込むといいかも。私はそのまま使ったので端っこが脇腹に刺さって痛かったです(笑)
h05.JPG道具を準備しましょう。
ヘチマの水分は立てておいて、軽く切っておきます。タオルなどで抑えても。

水が垂れてきたり、細かい繊維が飛ぶので、敷紙は忘れずに!

大きめのカッターとキッチンばさみはいつも荷物を送る時の梱包に大活躍です。そう言えば全部百均です(笑)
h04.JPGせっかく紐を通していた穴が開いているので、そこから切り始めました。
へちまって、この表層部分が柔らかくて、中の軸っていうの?中側の方が固いです。
ので、空洞のところを切った方が切りやすいと思います。手を怪我しないように気をつけて。刃物だけじゃなくて、本当に中のところとがってて固いよ!

h06.JPGこんな感じ。真ん中の部分も取ってしまいます。固いから気をつけて。ゆっくり水につけておけば少しはマシかも?

上に有るのが取り除いた軸のところです。
これは・・・・うーん鍋洗いにでも使えば?(笑)うまく成形したら、角出し枕にくらいは出来るかなと思いました。
分かり難いですが、カッターやはさみで、真ん中に筋を付けています。これから半分に割るので、目印ややりやすさを考えて、ぐるりと。

h08.JPGこのままだと帯板にするには分厚いので、ふたつに割っていきます。
難しくないですが、結構根気がいります。
合い言葉は「ちょっとぐらい失敗したっていいじゃない!」
角のところにまずカッターの刃を入れて、繊維を刃を立てて切って行きます。三角のまま開いて行ってもいいし、写真みたいにだんだん縦に割って行ってもいいと思います。
途中で仕事行って、ヘチマが乾いてたんですが、割ってる時はいっそ乾いてる方がやりやすいかもと思いました。
たくさんくずが出るので、必ず下敷きの上でね!
ちょっとぐらい薄くなったり穴が開いても(・ε・)キニシナイ!!
通気性が良くなるよぐらいの気持ちでいきましょう。
h09.JPGやったよ兄さん!(笑)
ここまででだいたい一時間くらいでしょうか。割るのが時間かかる。
割ってたら途中で半分に切れましたが(・ε・)キニシナイ!!
軸のところが固いし、厚みが違ったりしてやりにくいです。

左側のが削りくずです。たくさん出ます。
h011.JPGまだ圧縮方にこだわっています(笑)
初めは元の厚みのまま、ひらぺったく圧縮できないかと思ったんですよねー。無理でしたが。

今回は1ケース増やして2リットルペットボトル12本で挑戦。
へちまたんはタオルにくるんでいます。
おいしい水さんお世話になります。

h013.JPG結果は敗退(笑)

このやり方だと、一晩でも乾き切るとこまで行かないせいもあるかも。
背景に知られたら危険な感じのくまちゃんが映ってますけど、通報したらダメですよ!(笑)え、違いますよ。ただのくまちゃんですよ?(笑)
h014.JPGちなみに端っこだけだったら、こうしとくとかなり薄くなります。
バネの力の方が12本のペットボトルより強いのかなあ・・・・。
これは軸の部分が危険な感じの方を、立体になってる部分をハサミで平らに出来るよう適当に切り込みを入れて、洗濯ばさみで抑えています。

出っ張ってるところは抑えておかないと腹に刺さるよ。
腹はともかく、着物や帯に刺さると辛いべ。

h012.JPGというのも、両方使わないと長さがちょっと足りないから。
二個買ってきて、表面部分だけ使うというのならそうするがよろし。
途中で半分に割れたのも、こうして見るとわざとっぽいよね!(笑)やっぱ真ん中に割れ目が来るよりは良くない?
ちなみに両面分並べても、手持ちの帯板にはちょい届かないくらいの長さ。正直手持ちの帯板ほど長さいらないと思ってるので、これで良し。長尺が欲しい人は自分で調節しなされ。

h016.JPG合体!(笑)
わかりやすいように青い糸で縫ってみましたよ。
この糸たぶんしつけ糸だと思うけど、昔から家にあった奴だから解らない。
何でもいいです。固定出来れば。おおざっぱに止めてもいいし、かくかくするのが嫌ならしっかり縫い付けてもオッケー。普通の針で縫えます。
針が痛むかもしれないので、痛んでもいい奴使ってね。ちょっと太めの短め針が使いやすいよ。
糸は普通の玉留めで繊維を抜けることは無いですけど、見えてるみたいな穴のとこに玉留め通してもそりゃ無理って話ですからね?(笑)
h015.JPGこのような感じ。上は手持ちの普通の帯板。ちょっとゆがんでるけど、手でぐいぐい押しながら縫いました。
へちまが持ってるカーブの向きに合わせてます。
一回体に装着したらそれなりに馴染むんじゃないかな。
端っこの方がだいぶ固いけど、そもそも補正入ってるから、まあ大丈夫でしょう。

でもこのままではちょっと使えません。
だって、繊維がまだぴんぴん出てるとこあるし、引っかかっちゃうよ。

h017.JPGなので、布で包んじゃいます。別に何でもいいけど、私は前結びするし、通気性を考えて絹の羽織を解体したものを使いました。
一応帯揚げにと思って切ったものなんですが、焼けがあるし、似たような色の帯揚げを持ってるので。
別にくるみ方は自由です。袋作ってから入れてもいいよ。ちょっと繊維が引っかかって入れにくいけど。
和裁の授業に行って、一番学んだことは、まち針をきちんと打つってことですねえ。
いままではその一手間を惜しんでめためたになってたけど、ちゃんとまち針で止めた方が縫いやすいし早い。
え、そんなの誰でも知ってる?(笑)

h019.JPG最後に紐を付けます。
一巻き目に差し込むっていう使い方は、がたがた過ぎて出来ない気がするので(使い込んで形がこなれたら違うかも・・・・)、紐を両側につけます。
これは余ってたガーゼ。腰紐でもリボンでも何でもいいです。結ぶので滑りにくいものがいいと思います。

背中に回して手前に戻して結んで、腹に収められるぐらいの長さをつけます。
真ん中に付けちゃったけど、下目に付けて、上っ側を開くようにした方がいいかも。

はい、お疲れ様でした。
写真に載せられる程、人様に見せられるに耐える程のものではないので、アレですが、固さも通気性もいいように思うので。帯板に4000円も出せるかー!!っていう人向け。
←4000円のへちま帯板。オレ様の100円帯板に比べると見た目はだいぶいい(当たり前 笑)
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